毎年この時期になると、紫外線対策でサングラスをかけて紫外線から目を守りましょう。サングラスのレンズカラーは濃いものよりも薄いものを選びましょう!と必ずと言っていいほど言われます。
その理由は、色の濃いサングラスは瞳孔が広がり紫外線が目に入りやすくなるためということですが・・・
この理由はわからなくもないですが、どの程度のレンズカラーの濃さで、どの程度瞳孔が散大するのか?、そして眼疾患のリスクはどのようになるか?わかっていないことも多いです。
仮に濃いレンズのサングラスを着用した時の瞳孔径が2.5mm、薄いレンズのサングラスを着用したときの瞳孔径が2.3mmだったなら、118%多く紫外線が入る可能性があります。(この数字はあくまでも仮定として書いてあります)
紫外線は目に見えない光なので、紫外線をみても眩しさは感じません。眩しさを避けるにはレンズに色をつける方法となります。色が濃ければ濃いほど眩しさは防げます。日常生活に使うには、ギリギリまぶしく感じない薄い色で良いと思います。
紫外線と眩しさからは少し話しが変わりますが、目を守るためには、従来の紫外線カットレンズ+カラーレンズの方法よりも、超UVカットレンズ+カラーレンズのサングラスをお勧めします。
結論:紫外線だけカットしても眩しさは防げません。目を守るには、超UVカットレンズ+カラーレンズのサングラスの使用です。小さいよりそこそこ大きいレンズがよいでしょう。
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