パソコンやスマホのように30cm~65cm程度の距離で、そして、光っている画面を長時間見つづけるという作業は、目にとって大変負担のかかることです。 まばたきの回数が少なくなったり、目を閉じてもチカチカしているように感じたりします。 これも目が疲れる原因の一つですが、老眼がはじまった世代の方にはとてもしんどい作業がと思います。 もちろん、通常老眼の世代ではない、若い方でも疲れてダメだという方もいます。
パソコン作業に適した度数の測定方法
パソコン作業で眼が疲れる原因の多くは、度数の合っていないメガネを使っているためです。また、適切な度数のメガネをかけたほうがよいのに、無理して裸眼のまま作業をしているためです。 まず、きちんとお客様の眼の屈折状態を測定すること。近視や遠視、乱視の測定はもちろんですが、目の「ピント合わせ」調節力と「寄り目運動」輻輳が、快適な状態になっているかも問題となります。 快適なバランスになっているか、下の写真の近用視機能測定器を使って測ります。
検査装置でできること
◆近用視力測定
◆赤緑テスト
◆偏光赤緑テスト
◆乱視放射線テスト
◆立体視テスト
◆斜位測定
◆不等像視測定
◆固視ズレテスト
この測定器は、老眼になっている方にも、まだ老眼でない方にも両方に使えます。 今は、なんともなくても下記に一つでも該当する方は注意が必要です。 一度当店で、今のメガネで大丈夫か、裸眼のままで大丈夫かチェックしてみませんか?
1.部屋の明るさで見えやすかったり、見えにくかったりする。
2.遠くのものやパソコン画面の文字がダブって見える。
3.近ずいたり、離れたりしてピントを合わせている。
4.遠くは良く見えるが近くが見づらい。
5.近視のメガネを外してパソコンを見ている。
6.右と左の見え方がだいぶ違う。
7.既成老眼鏡を使ってパソコン画面を見ている。
8.頭痛や肩こりがひどい。
9.遠近両用メガネでパソコン画面を長時間見ている。
10.会議のとき手元の資料が見づらい。
11.夕方になると眼がショボショボする。
12.毎日4時間以上パソコン画面を見ている。
13.パソコン画面がまぶしい。
お願い
パソコン用メガネは、パソコン画面までの距離や、書類までの距離がとても重要です。 必ず、眼からパソコンの画面までの距離、書類までの距離を測ってご来店ください。 また、モニター画面の数や、画面サイズもわかれば教えていただけるとありがたいです。パソコンメガネの詳しい内容はパソコンメガネ研究会公式サイトをご覧ください。