高校野球でもサングラスの使用が認められていますが、どのサングラスでも使用できるというものではありません。個人的にはどれでもいいような気がしますが、日本高等学校野球連盟のHPのなかに「高校野球用具の使用制限」できっちり規定をしてあります。
-----引用はじめ-----
18 サングラス
・サングラスを使用する可能性のある時は、試合前(メンバー交換時)に主催者・審判員に申し出て許可を得たものの使用を認める
こととする。
・メガネ枠はブラック、ネイビーまたはグレー(ホワイトは不可)とし、メーカー名はメガネ枠の本来の幅以内とする。グラスの
眉間部分へのメーカー名もメガネ枠の本来の幅以内とする。なお、メーカー名はメガネ枠と同色とする。また、著しく反射する
レンズのサングラスの使用は認めない。
-----引用おわり-----
ここではサングラスの規定はありますが、メガネフレームについては何も書かれていないので、高野連に問い合わせたところ「メガネフレームもサングラスに準ずる」との回答をいただきました。
昔からの普通のフレームなら特に問題ないのでしょうが、野球で使うメガネは視野が広い方が良いので視野の広いスポーツ用のフレームがおすすめなのですが、最近のスポーツフレームは、レッドやイエロー、ブルーなどとてもカラフルになっているものが多く高校野球では使えません。
このようなカラーのスポーツ用メガネフレームは規定に反して使用できません。
でも、なんとかこのスポーツ用のメガネを使えるようにできないかと、メーカーに相談しましたがよい返事がなく(2017年5月)、ならば当店オリジナルで、高校野球モデルにリメイクしようと考え作りました。
それがこのメガネです。
このメガネを高野連に送って確認を取りましたので、問題はありません。ぜひ全国のメガネ使用の高校球児にこのメガネを使ってがんばってもらいたいと思います。フレーム価格14,000円(税抜)
メガネレンズの質は?
1.安全性重視
野球はサッカーやバスケットボールなどと違って、基本接触することはありませんが、イレギュラーや思いもかけないことで、ボールが顔に当ることはあります。当ったときの衝撃でメガネが破損してケガをすることもありますので、レンズは割れにくい素材で作ることをおすすめします。
当店取扱いレンズで、レンズ強度が高いレンズのおすすめは
フェニックスレンズとタフレンズの2点です。
価格はレンズ1組
フェニックス 16,000円(税抜)
タフレンズ 22,000円(税抜)
2.太陽光からの眼の保護
紫外線が眼に悪いことは知られています。しかし、最近の研究でわかったことですが、高エネルギー可視光線といわれる短波長光も紫外線と同じように眼に悪影響をおよぼします。 野球は屋外のスポーツなので、紫外線をはじめ高エネルギー可視光線の影響にさらされる時間が非常に長いです。そして、水晶体が透明な若い世代の網膜は、ダメージを受けやすくなっているからです。
お勧めのレンズは、
HOYAのRG435加工をつけたレンズです。
このRG435のレンズは、紫外線はもちろんカットしますが、高エネルギー可視光線といわれる短波長光を現在発売されている眼鏡用レンズで一番カットする性能に優れているからです。それとHOYAの数多い製品にオプションで付けられますので、フレームとのマッチングもとても良いです。
価格はレンズ1組
アイアス材 20,000円(税抜)~となります。
上記の安全性が高いレンズと、太陽光から眼を守るレンズの両方の性能が入ったレンズは現在販売されていません。どちらかになりますのでご了解ください。
レンズ価格はお客様のレンズ度数や特殊加工があるかないかで、表示価格より高くなる場合もあります。納期は1週間いただいています。
フレームやレンズはいろいろありますので、お気軽にご相談ください。
破損保障制度や次回会員特典などご用意しております。
レンズサイズ
視野は広いほうがよいと思います。レンズのサイズの変更もできますので、お顔の大きさ、必要な視野の広さに合わせてレンズのサイズ変更ができますので、お気軽にご相談ください。
レンズの加工
レンズには、万が一ボールがぶつかったときに、レンズ後面の角で顔を切らないように、通常は面取りをしていますが、より安全性の高いセーフティーカットを施します。(絶対に切れないということではありません)