私(49才7か月)はすでに老眼なので、遠近両用メガネを使っていますが、あなたは、どうですか?
この老眼という言葉、すごく年寄くさくてイヤですが、だれもが知っている言葉なので使わせていただきますね。

老眼になると近くの文字やスマホの文字が、見えるけど(読めるけど)ピンボケしているように見えます。見る距離を眼から遠くにすると少し見えやすくなり、眼に近づけるとボヤケが強くなります。また、ピントが合うまでに少し時間がかかる。これが老眼の初期症状です。認めたくない気持ちもわかりますが、40歳を超えるとではじまり、45~50歳でメガネのお世話になる人が多いです。

ピントがあってる状態
老眼の状態、ある程度大きい文字は読めますよね。

老眼になると、どうするかというと
1.老眼鏡
 1-2.近視のメガネをはずして近くをみる
2.遠近両用メガネ
3.中近両用メガネ
4.近々両用メガネ
5.調節力サポートメガネ

1.老眼鏡
使い方も簡単で、近くをみる必要がある時にかけます。近くは見えますが、遠くはボヤケて見えます。当然、運転するときには使ってはいけません。

1-2.近視のメガネをはずしてみる
普段近視のメガネをかけている人なら、メガネをはずせば近くは見えやすくなります。ただし、お使いのメガネの度数により、メガネはずしても見えにくい人もいます。

2.遠近両用メガネ
「遠近両用メガネ」という言葉を知っている方は多いと思います。言葉通り、遠くから近くまで、メガネをかけたままで見えるメガネです。使い方がありますので慣れが必要です。どうして慣れなくて使えない人もいます。メガネの掛け替えが面倒な人、とにかく一つのメガネで遠くも近くもみたい人には遠近両用がお勧めです。

3.中近両用メガネ
2~3メートル先から近くが見えるメガネです。慣れると歩けますが、車の運転には使ってはいけません。老眼鏡だと遠くがボヤケて嫌だし、遠近両用だと、手元が見えにくいという人にお勧めです。

4.近々両用メガネ
老眼鏡よりは、顔を上げたとき(遠くに視線をうつしたとき)にボヤケが少なく、かつ、近くも見えやすいレンズです。ただし、遠くは遠近両用や中近両用メガネよりもボヤケます。(度数により変わります)

5.調節力サポートレンズ
パソコンの使用が多く、眼が疲れやすい方向きなレンズです。

検査の時にテストレンズを使って、実際の見え方を説明しますので、お気軽にご相談ください。