UV420レンズとブルーライト

お客様からブルーライトカットレンズと、UV420レンズのどちらが眼にいいですか?と聞かれることがあります。
大抵は「紫外線をできるだけカットするレンズはどれですか?」ということみたいですが、紫外線、ブルーライト、高エネルギー可視光線(HEV)の波長は下記のようになりますが、
紫外線 380nm以下
ブルーライト 380nm~495nm
高エネルギー可視光線 380nm~530nm

紫外線、ブルーライト、高エネルギー可視光線をよりカットするレンズはUV420のレンズになります。

なので、「UV420」のレンズは
・ブルーカットできます
・PC作業時にも使えます
・450nmの光も減光できます

という理由で「どちらがいいですか?」と聞かれたら、当店では「UV420」がよいと答えてお勧めしています。

遮光レンズ


網膜色素変性症のかたの遮光眼鏡です。普通の安いサングラスも持っていますが、やはりこの遮光レンズが1番良いそうです。


上の写真は、東海光学の遮光レンズCCPのYZカラーです。

レンズの濃さと瞳孔径について

以前から気になっていた、サングラスのレンズ濃度と瞳孔径の変化について、以前ビジョントレーニングの講習会で知り合った、新潟市の金田さんの会社、(株)ガゾウさんに行ってきました。
http://www.gazo.co.jp/
ガゾウさんは画僧処理技術を応用して様々な機器の開発から販売までしている会社です。

測定時の天気は晴天
測定は、室内で窓の明るい方を向いて行いました。
使用レンズはCR39、ノンコート平面、UV400付のサングラスレンズで行いました。
ブラウン25全面、ブラウン50全面、ブラウン75FCで行いました。
瞳孔径の直径は残念ながらミリmではなく、ピクセル表示でした。アベレージで
1.無色レンズ 19.5
2.BR25 21.0
3.BR50 21.4
4.BR75 23.7
となりました。
ピクセルなのでキッチリとした直径はわかりませんが、
面積での比率は
1の無色レンズの時を100とすると
2.116
3.120
4.147
と、計算上はなります。
屋内での測定だったので、屋外ならまた少し違う値になると思いますし、瞳孔径や動向形状の左右での違いもありますし、変化量も人それぞれにでもっと変化する人もいると思います。
今回の室内での実験では、濃い色のサングラスをかけると瞳孔は少し大きくなり、それにより瞳孔の面積も大きくなります。しかし、瞳孔の面積が147%になったからといって、眼疾患のリスクも147%になるということではないと思います。
はっきり言えるのは、裸眼でいることが一番悪く、太陽光の影響を一番受けます。
紫外線をカットするには、UVカット付のレンズを使用すること。(最近の眼鏡用レンズは無色透明でもUV400カットが多いです。)
そして、眩しさを抑えるには、色の薄いレンズよりも色の濃いレンズが良いです。
そしてもうひとつ、目の中のルテイン保護のためには、普通のUVカットレンズよりも、超UVカットレンズがいいです。
私のお勧めとしては、日常の普段の生活で使用する程度なら、
フレームはクリングスがなく、顔に密着する大型のハイカーブのセルフレーム。
レンズは、超UVカットレンズ(HOYA、RG435)に、快晴時の屋外でもそれほど眩しく感じない程度のカラーをつける(私の場合は濃度50%程度)、のがいいと思います。

紫外線カットと眩しさ


毎年この時期になると、紫外線対策でサングラスをかけて紫外線から目を守りましょう。サングラスのレンズカラーは濃いものよりも薄いものを選びましょう!と必ずと言っていいほど言われます。

その理由は、色の濃いサングラスは瞳孔が広がり紫外線が目に入りやすくなるためということですが・・・

この理由はわからなくもないですが、どの程度のレンズカラーの濃さで、どの程度瞳孔が散大するのか?、そして眼疾患のリスクはどのようになるか?わかっていないことも多いです。

仮に濃いレンズのサングラスを着用した時の瞳孔径が2.5mm、薄いレンズのサングラスを着用したときの瞳孔径が2.3mmだったなら、118%多く紫外線が入る可能性があります。(この数字はあくまでも仮定として書いてあります)

紫外線は目に見えない光なので、紫外線をみても眩しさは感じません。眩しさを避けるにはレンズに色をつける方法となります。色が濃ければ濃いほど眩しさは防げます。日常生活に使うには、ギリギリまぶしく感じない薄い色で良いと思います。

紫外線と眩しさからは少し話しが変わりますが、目を守るためには、従来の紫外線カットレンズ+カラーレンズの方法よりも、超UVカットレンズ+カラーレンズのサングラスをお勧めします。

結論:紫外線だけカットしても眩しさは防げません。目を守るには、超UVカットレンズ+カラーレンズのサングラスの使用です。小さいよりそこそこ大きいレンズがよいでしょう。


右レンズ、スモーク85%
左レンズ、スモーク50%

超UVカットレンズとは

先日投稿した超UVカットレンズの記事を見て、「超UVカットレンズとはなんですか?従来のUVカットレンズより強力に紫外線をカットするレンズですか?」と質問がありましたのでお答えします。

ここで言う超UVカットレンズとは、普通の紫外線カット(UV 400)でもなく、普通のブルーライト用でもなく、それに加えて、高エネルギー可視光線(HEV)、そして重要な波長の435〜440nmをブロックする新世代レンズでのことです。

HOYA RG435

HOYA RG435の色調比較です。

白い紙の上での比較


屋内での比較(右レンズがRG435、左は無色透明レンズです)


屋外での比較


色調は肌の色、写真の露出などに関係しますので、こんな感じという程度に参考にして下さい。

Julbo(ジュルボ)キッズサングラス

本格的な子供用サングラス「Julbo」です。子どもの目を紫外線から守りませんか。


レンズは非常に割れにくく衝撃に強いポリカーボネート素材です。有害な紫外線もしっかりカットします。

フレームは食器などにも使われているポリプロピレンと言う弾力に優れた素材が多く使用されているので小さいお子様でも安心してお使いいただけます。


上の写真は乳幼児向けのサングラスになります。上下逆さまに付けられるので、お子様にかけさせる時にも楽ちんです。このモデルはフランスのお母さんたちに評価された優れたベビー用品に与えられる「ConsoBaby2013」を受賞しました。サングラス価格6,000円(税抜)

超UVカットレンズで涙が止まった

先日、まぶしくて涙が止まらないから何とかならないかとご相談を受けました。

眼科では白内障の気があると言われ目薬は処方されたが、涙が止まらなかったと言うことで、当店にご相談に来ました。

視力検査後、今考えられる最善のレンズ超UVカットレンズ作ったところ、涙が止まったと嬉しい報告がありました。

この超UVカットレンズすごいです。